裸足でレッスンする理由
2026/05/28
ブレインキッズの体操教室では、レッスン中はずっと裸足で行なっています。
「なぜ靴を脱ぐの?」と思った保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
今回はこの「裸足」の理由をお伝えします。
足の裏は「第二の脳」
足の裏には、約20万もの神経終末が密集しています。
神経終末とは、神経細胞(ニューロン)から伸びる神経線維の先端部分のこと。
痛みや地面の硬さ・温度・凹凸などの情報を、他の細胞や脳へ情報を伝える重要な役割を担っています。
靴を履いていると、このフィードバックの多くが遮断されてしまいます。
幼児期(3〜10歳)は神経系が急速に発達する時期。
この時期にどれだけ豊かな感覚刺激を経験するかが、その後の運動能力や脳の発達に大きく影響します。
裸足が育む3つの力
それでは次に裸足が育む3つの力についてご説明します。
① バランス能力・体幹
まず1つ目はバランス能力と体幹の維持です。
靴や靴下を履いていると意外と使えないのが足の指ですが、裸足では足の指までしっかり使って立ったり走ったりできます。
また、裸足で地面を感じることで足指が広がり、バランスを保つための神経や筋肉の協調性が自然と発達します。
② 土踏まず(足のアーチ)の形成
続いて、は土踏まずの形成です。
足の骨格は3〜4歳ごろから本格的に形成されます。
この時期に裸足で自由に動くことで、土踏まずの形成がうながされます。
研究では、裸足で過ごす機会が多い子どもほど、足幅が広く接地面積も大きくなることが確認されています。
③ 固有受容感覚の発達
最後に固有受容感覚(自分の体の位置や動きを感じとる感覚)の発達です。
裸足での活動はこの感覚を鍛え、姿勢の制御・協調性・空間認識の発達につながります。
ブロックの上を歩いたり、片足でバランスをとったりするレッスンも、裸足で行う事でより効果が発揮されます。
ブレインキッズのレッスンが裸足の理由
私たちのレッスンでは、「体を動かすこと」と「脳を育てること」を同時に大切にしています。
裸足でのレッスンはその土台となる感覚入力をより育てるために取り入れているのです。
足裏からの感覚の積み重ねが、バランスのよい体と、考える力の基盤をつくっていきます。
先生からのアドバイス
レッスン中だけでなく、お子様の裸足の環境を積極的に作りたい場合は、まずは公園の砂場がおすすめです。
砂場に裸足で入ったり、足を砂の中に埋めてみたりするのも楽しいですよ。
砂の上を裸足で歩くのって意外と気持ち良いので、ぜひお子様と裸足の時間も作ってみてくださいね。
ブレインキッズでは随時体験を受け付けています。
裸足で行う運動の効果をぜひ体験してください。
参考資料:
ドイツと南アフリカの子ども810名以上を対象にした国際的な研究(Frontiers in Pediatrics, 2018)https://www.frontiersin.org/journals/pediatrics/articles/10.3389/fped.2018.00115/full
裸足習慣のある6〜10歳の子どもは、靴を履く習慣の子どもに比べてバランス能力と立ち幅跳びで有意に高いスコアを示した。
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